Written by OjiOji

【賃貸経営の営業の王道】賃貸仲介業者へ訪問する際のルールマナー【これは知るべき】

空室対策

【賃貸経営の営業の王道】賃貸仲介業者へ訪問する際のルールマナー【これは知るべき】

賃貸経営の営業をする際のルールを知りたい不動産投資家「賃貸経営の営業をする際の賃貸仲介業者への訪問のマナーを知りたいな。できるだけ好印象を与えたいから」

こんにちは。おじおじです。

不動産投資の空室対策のマーケティング活動の中で、賃貸仲介業者に訪問して自分の物件を紹介することは王道中の王道です。

不動産投資家の顔を知ってもらい、しっかりと自分の物件のメリットをお伝えする訪問営業活動は、確かにインターネットの普及によって、それ以前にやるべきマーケティングはありますが、今なお大切な要素の1つです。

そこで今回は、賃貸経営の営業をする際の賃貸仲介業者への訪問のルールとマナーについてお伝えしたいと思います。

本記事の内容

  • どの曜日、時間帯に訪問すればいいか?
  • ルールとマナー 突然行っても大丈夫か?

【賃貸経営の営業の王道】どの曜日、時間帯に訪問すればいいか?

【賃貸経営の営業の王道】どの曜日、時間帯に訪問すればいいか?
訪問する際にまず気になるのが、「どの曜日に訪問すればいいのか?」ということです。

サラリーマンの方で、土日しか時間が取れないケースもあるなど、仕方がない場合はあるとしても、原則論を把握するしないでは、その後の営業マンの対応が異なってきます。

私が考えている訪問曜日は次のようになります。

どの曜日、時間帯に訪問すればいいか?

  • 月曜と金曜はNG
  • ベストは火曜・木曜
  • 場合によっては水曜がいい場合もある
  • 土曜・日曜も大丈夫

1つ1つ説明していきます。

月曜と金曜はNG

なぜ月曜がNGなのかといいますと、賃貸仲介業者の店長にしても、営業マンにしても、標準的に午前中は会議や申込み対応などに追われることが多い曜日なのです。

賃貸仲介営業マンは、不動産管理会社の担当者とのやり取りで忙しくなるため、訪問自体がかなりストレスフルになると分かりますよね?

金曜日は、見込み客への呼び込み電話や、希望に該当するような物件をピックアップして、メールやFAXで送ることメインでこちらも忙しいのです。

こういう日の訪問は基本的には避けるべきですし、やむなく訪問した場合は、用件だけすまして早めに帰るなど配慮するようにしましょう。

ベストは火曜・木曜

不動産賃貸仲介業者は、基本的には水曜定休のところが多いです。また、土曜日曜は基本的は接客で忙しいでしょうし、月曜金曜は上記の理由でNGです。となると、残るは火曜木曜となります。

このような引き算でベストな日になるという訳ですが、注意点は、反対に忙しい理由がない曜日である分、担当者が休みだったり、場合によっては、店舗自体が隔週火曜日を休みにしているところもあったりします。

そのため、事前連絡をしてしっかりアポ取りをするようにしましょう。

場合によっては水曜がいい場合もある

不動産業者は業者間同士のつながりが強い業界のため、水曜定休のところが多いです。

業者間同士を持たず、独自の方針で経営している不動産業者もあります。具体例をあげるとミニミニやエイブルです。

ミニミニやエイブルにとっては、水曜日はライバル業者が休みで見込み客を独占できるため、水曜日は天国になります。

とはいえ基本的には暇のため、ミニミニやエイブルを訪問したいなど、場合によっては水曜日がいい場合もあります。

土曜・日曜・祝日も大丈夫

ここまでいろいろ書いてきましたが、土・日がサラリーマンの方にはあまり意味がないことだったかもしれません。

それでは、賃貸営業マンにとって一番忙しい土・日・祝日はどうなんでしょうか?結論からいうと大丈夫です。

午前中にアポ取りできなかった営業マンは待機しています。午前中は一般的には暇なので午前中を狙うと良いと思います。

前日までにアポ取りをし、当日再度この時間に行って問題ないか確認して訪問すれば、問題ないでしょう。

時間帯はどこを狙うべきか

時間帯は店舗の担当者の要望にあわせて組み立てていくのが良いでしょう。担当者が特に予定が入っていないようなら、午前中をおさえるのが良いです。

午後は予定が入る場合が十分考えられますので、予定が入らない確率が高い午前中をおさえます。

結局のところポイントは、相手の立場で考え、予定をあわせていくに尽きるのかな、と考えます。

【賃貸経営の営業の王道】ルールとマナー 突然行ってもOK?

【賃貸経営の営業の王道】ルールとマナー 突然行ってもOK?
次に不動産投資家のマインドと立場についてお伝えします。不動産投資家は事につけ、上から目線で接しがちですので、この内容をよく読んでほしいと思います。

本記事の内容

  • 事前アポをすべき理由
  • お客様ヅラはしない
  • 賃貸仲介業者はあなたの物件の代理店

事前アポをすべき理由

比較的私は寛容な人間ですが、電話であっても時間を決めて打合せをしない方にはあまりいい気持ちがしません。

それは人の時間を奪っているに等しい行為だ、と私は考えています。時間は有限なのです。

また、突然訪問する行動は、自分にとっても効果的効率的ではありません。訪問しようとしたら、店舗が休みだったり、担当者が休みだったり、担当者が不在である場合が考えられるからです。

ですから、事前アポは必ず入れるようにしましょう。

先ほども書きましたが、事前アポをとった上で前日か当日にもう一度確認電話をすると良いです。

例えば、前日に突然、来店客を接客をする予定だった営業マンが高熱で倒れ、代わりに担当者が接客することになるかもしれません。それで連絡よりも対応を優先している場合もあるのです。

お客様ヅラはしない

不動産投資家が賃貸仲介業者に訪問に行く理由、それは「自分の物件を決めてもらうため」ですよね?

こちらからお願いに行くわけですから、ペコペコせずとも良いですが、基本的に低姿勢で丁寧に接するべきです。

にも関わらず、上から目線になりがちの不動産投資家が多いです。まあそれも仕方がないと思いますが。

年齢、学歴、勤務先、金融資産などなど、圧倒的に上であるケースが多いわけなので。

しかし、ここで上下関係ができてしまうことは不動産投資家にとってプラスに作用しません。上下関係ができてしまうと営業マンの本音が引き出せません。こうしてくれた方がうまる、とか提案がなくなります。

そもそもうまらなくて訪問営業せざるを得なくなって訪問したわけで、上下関係でマウンティングしたところでうまらないわけです。

そうであれば、上から目線にならず、物件をうめてくれるパートナーとして接するべきではないでしょうか?

賃貸仲介業者はあなたの物件の代理店

「賃貸仲介業者はあなたの物件の代理店」です。忘れそうになったら、そのように何度も何度も繰り返し心の中で繰り返しましょう。

あなたの代わりに物件を紹介してくれて、内見してくれる、代理店なのです。彼らにあなたの物件を積極的に紹介してくれて、成約してもらったら、あなたはどれだけ嬉しいことでしょう。

 同一方向に目線があったビジネスパートナー=代理店のような存在なのです。

反対に賃貸仲介業者があなたを「お客様扱い」してくるケースも考えられます。その時にあなたが「お客様然」としていたらいかがですか?

これでは、賃貸仲介業者は本音レベルで腹を割った話は難しいです。

ですから、もし「お客様扱い」を賃貸仲介業者がしてきたら「いっしょの方向性を向いたパートナーとして頑張ってほしい」とお願いして本音をひっぱりあえる関係性に方向転換すべきです。

今回のまとめ

今回は賃貸経営の空室対策マーケティングの王道中の王道、賃貸仲介業者訪問に行くときのルールとマナーについて書きました。

今日の重要ポイントは最後に書いた「賃貸仲介業者はあなたの物件の代理店」というところです。これ忘れないことです。

どの曜日、時間帯に訪問すればいいか?

  • 月曜と金曜はNG
  • ベストは火曜・木曜
  • 場合によっては水曜がいい場合もある
  • 土曜・日曜も大丈夫

業者訪問時のルールとマナー

  • 事前アポをすべき理由
  • お客様ヅラはしない
  • 賃貸仲介業者はあなたの物件の代理店

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